曾祖父は詩人だった。
日にち日にち過ごすような俳諧詩人だった。
何も知らない
そんな日々があったことを
根を伸ばして幸せに生きただろうと浮かれて察したのだから自分のような嫌われ者はここに居るべきではないと思ったんだった
母の若い頃その時代の動乱に亡くなったのを
"信じてしまっていいものなのか"
酷い事があったのだろうか聞き返す勇気も無いのだから
"誰かが"
駒を動かすのを怠ったんだろう。
考えることを止めたんだろう
(下書き時点2023.12.9)