紅葉

紅葉狩りなんて言ったりするけど

何年か前はそんな言葉すら知らなかった。

秋になって草花の色が赤くなるなんて当たり前だと思っていた。

かるようなものでなく自然と色の変わるのを見ている。

夕焼けみたいに雲が動くみたいに月が太陽に変わるみたいに。

自然現象をここまでも愛でるようになったのは自分の心の変化なのか

流行についていっていると言ってしまっていいのか

どちらにせよ風情を気にするなんて生意気だと思われるだろう。