わからないことだらけ

なんでもないこと

『代わり者の星③』

(クレーム冊子次のページへ)……

代王星の目的は言わば自国(星)戦争によって犠牲になった他星、地球人の保護だ……。

問題解決を目的としているんだ……。

でもこちらからすれば渡りに船、向こうからすればただのお荷物惑星ではないか…。何故交易を続けるんだろう…研究対象なだけか?……

そして何故彼らの活動とこちらの環境が繋がっているように感じるんだろう……。冷静になって考えてみても単一の惑星同士、その上に乗せられた生物の端々が身勝手な交流を続けているだけではないか。妙な連帯感に安心すらしている…。

それに…(まあこれはこの仮定した情報を知っている者だけの話になるが)こちらだけが害を被る交易を続けるなんて地球侵略ではないのか。いつか観た映画『宇宙戦争』が思い浮かんだ。

 

重力の項目(ペラペラペラ…)

何ページあるんだろうまだ終わらない研究らしいが…「地球の重力よりも負荷が強い…」

計算式が無数に書かれているが、結局のところ病の原因はこれなんじゃないのか?

「地球の遠心力を含まない天体からの…………」万有引力と地球の自転の遠心力を計算しなくて良いのか……なるほど。

 

高山病とか色々あるけど環境が違うんだからいつもと同じ生活をしていたら体がついていかなくなるのは当然のような……星が違うんだもんなその域を超えているか……。

                                                       《④へ続く》

 

※この回はフィクションの創作話となります。今までのような詩、歌の様な内容とは異なりますが時間が許す限り続編を考察していきます。今後ともよろしくお願い致します。