血液型何型同士の相性が良いのか知りたくなるなんて変わってると思う。
実際そんな人は殆どいなくて、人と対峙し偶然得た情報のやり場に困ったとき必然的にその話題の内容に反応するのだと思う。
「あの人の血液型何か考えた事ある?」
なんて『私の』日常会話には出てこないし考えつくことも無い。
スピリチュアルに興味があるわけではないのにこんな話出しを私から始めたとすれば内心困った時だろう。
趣味は人間関係を円滑にするものでもあるのだったっけ。
何番目に生まれた人と何番目に生まれた人は相性が良いなんて話もよく聞くけど人の噂をする為の口実にも聞こえてきた。
楽しい空気が大好きな自分は責任感を纏う第一子タイプが苦手だ。
この人達は一生懸命まろやかにさせた場面を何故か重厚なものにしていくからだった。
それに加え限られた時間の中で母が私に発した言葉にも問題があった。
まるで他人になる準備をしているような言い分だった。
この人達には《軽い気分》を人が創り出すものだとさえ思う私の気持ちは理解できないだろう。
絶対的な近くの二人を独占する長い待ち時間の末身に付けた技なのだから誰かにもっと褒めてもらいたかった。
真剣であること正直であることを素晴らしいと褒め称えられるのは一体いくつまでなんだろう。
順番がものを言う状況を経験できるのは胸の内に静かな平和を形作れる人だけではないだろうか。
人の頭の中なんて覗くことができなくていいから後付けの忠誠心なんか棄てようと思った。
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ー下書き時点ー
9.5.2020